「喜び」

 

かたち

遠い世界に旅に出ようか

雨上がりの夕暮れ

春の坂道

 

2021.3.1 digital release

 

Spotify等、 各種配信サービスにて

linkco.re/8X9pu6zV


「喜び」全曲解説


1.かたち

一曲目を飾るのは地元の島村楽器の音楽スクール仲間を中心としたメンバーでゆるくやっているバンド「ライトサークル」の代表曲のセルフカバー。このバンドに対しては適当に力を入れずをモットーに曲を作っているですが、この曲も洩れなくその例で、30分程で作り上げました。適当って素晴らしいことですね(笑)。詩の内容は当時これからの仕事に不安を少し覚えていたBassの田香君に向けて書いたものですが、いま歌いたいなと思い、この作品に入れました。


2.命

二曲目は2015年に発売した「素晴らしい世界へ」にも収録されていた楽曲。今回出す音源は聴きやすいと思っていただけるようなものにしたいと思い、昨年連絡をよく取り合っていた親友の佐藤静奈さんにリクエストを募った結果、即答でこの曲の録音が決定しました。お世話になったとある方に向けて書いた楽曲で、録り直してみて、また当時のことを思い出しています。


3.遠い世界に旅に出ようか

三曲目も「素晴らしい世界へ」にも収録されていた楽曲。聴きやすいならこの曲しかないだろうと思い、再度の録音をしてみました。ライブで歌うとお客さんに喜んで頂ける感覚が今でもあり、僕の曲にしては高揚感を場に生み出せるようなイメージを受けています。ただ、しっかりと詩を読んでみると全然明るい内容ではないので不思議なものですね(笑)。振り向きすぎず、素晴らしい世界にしていけるよう、誠実に生きていきたいなと思っています。


4.雨上がりの夕暮れ

instrumentalとして初めて録音した楽曲。2020年の春に楽曲のネタとしてiPhoneに録音してあったものを聴き返した日に見た雨上がりの夕暮れがとても綺麗で、その情景とネタが重なり収録することになりました。とはいってもネタのまんまなので、いつかこれを元にした作品が出てくるかもしれません。


5.春の坂道

最後を飾るのは2020.3.1にSoundCloudにて配信した春の坂道。歌は今の唱法で録り直し、ギターソロはライトサークルの西川昌宏さんに新たに弾いてもらいました。当時の心境が色濃く出た作品であり、ライブでは多分やることはないですが、思い入れはやっぱり強いものがあります。最初に配信した日から丁度一年経った日に「喜び」は世に出ていきます。どうしようもない負の感情も沢山湧き、嫌になることもかなり多い日々ですが、穏やかな春はやってくると想像して、またこれからを楽しんでいきたいと思っています。